日本調香技術普及協会

調香の普及を目指す

日本調香技術普及協会は、2010年に活動を開始したばかりの新しい香りに関する協会です。
香りに関する団体や協会はいくつかありますが、この協会は現役で活躍している調香師や香りの専門家などが中心となって活動しており、より実践的な活動内容となっています。
毎年出てくる新作の香水の特徴を解析したり、香りの特徴の減量についてマンブセミナーを開催したりしています。
その他にも名香と呼ばれる香水について学んだり、これからの香りのトレンドを解析するなど当協会独自の活動も多数行っています。

当協会の目的としては、調香の新しい技術や知識を育成し、化粧品業界に香りのエキスパートを育成し、香りの関する業界に貢献できることを目指しています。
2010年とまだ始まったばかりの協会なので、まだまだ活動内容は定着しておらず、手探りのなかで色々と行っている状態です。
セミナーなども定期的に開催し、少しずつ活動内容が決まってきて、方向性も見えてきたように思えます。

香りに関する知識などを広めるために、セミナーや講習会を開催し、ワークショップなどで実際に香りに触れてもらい、香りに関する知識と理解深めてもらえればと思います。
特に香りというと香水がイメージするかと思いますが、そのような香水を使う場合に役立つような知識も提供できればと思います。

香りは扱いが難しい

香水に香りにしても、コロンなどにしても、人がその匂いを心地よいと感じるか、悪臭と感じるかはとても微妙な部分です。
これは香りはその調合する成分によって良い匂いにも悪い臭いにもなるからです。

実は香水などに使われる香りの成分にも、悪臭に含まれるような成分が少量ではありますが使われています。
またどんなに良い香りでも、その成分が強くなりすぎれば人は悪臭と感じるようになります。
このようにして良い香りと悪い香りの境界線はとてもシビアであり、調香によってどちらにも変わるのです。
人によっても臭いの感じ方は違いがあり、良い匂いと感じる人にとってお、別の人にはその成分は悪臭と感じる場合もあります。

香りというのは決まった数値や方程式もなく、微妙なさじ加減によって変化するものであり、とても扱いが難しいです。
微妙な成分の配合によって香りが変わってしまいます。
そのような香りだからこそ、これからもさらに研究して、定量化してどのような人でも同じように一定の香りとして扱えるように出来ればと考えています。
香りに関する研究はまだまだ少なくあまり行われてはいませんが、更に活発に研究して香りに関する業界や、香りを扱う人々の役に立てればと考えており、さらなる発展を目指していきたいと考えています。