香料会社ジボダンの香料学校

スイスに本社を置く企業の「ジボダン(GIVAUDAN)」は、世界でも有数の香料会社として知られています。
ジボダンが設立されたのは1895年のことですが、それから香水メーカーとして世界中に販売網を広げていきました。
1960年代になってからはフレーバー部門も設立され、今では香りを取り扱う企業としては世界でもトップを独走する勢いになっています。
世界各国に拠点となる企業が置かれていますが、日本においては目黒区に日本法人である「ジボダン ジャパン」が存在しており、横浜に支社と袋井市に製造工場を置いています。

香りにおける職業でプロフェッショナルを目指す人にとっては、このジボダンに勤務をするのは一流の証ということにもなっています。
他にもフィルメニッヒやIFFといった香料メーカーが世界にはありますが、そうしたグローバル香料メーカーでの勤務をするためにはかなりの経験と知識を備えていなくてはいけません。

そんな超一流メーカーのジボダンですから、会社によって創立された香りのスペシャリスト養成学校も相当の競争率となっています。
ジボダン調香学校は1946年に作られたものであり、すでに半世紀が経過する由緒ある調香士養成学校です。
この学校で学んだのちにプロの調香士として他の国や企業で勤務をしている人も数多くおり、それら輩出人材による世界的な香水ブランドも数多くあります。
どのくらいの競争率かというと、年間希望者数は2,000人以上にもなっているというのに実際に入学ができる人数はわずかに3人ほどしかないというほどです。
本社での学習ができるということは、世界的な香料メーカーが蓄えてきた膨大な香りのデータに触れることができるようになるということでもあるので、広く募集はされないのです。