臭気判定士

「臭気判定士」は、アロマの分野にとどまらず人が感じる臭い全般について詳しい知識を得るための資格となっています。
香りに関する資格はたくさんありますが、その中でもこの「臭気判定士」は国家資格であるというところが大きな違いです。
ある意味臭いと香りに関する資格の中でも最も専門性が高いものであるということができます。
「臭気判定士」は合格率も平均約31%と難易度が高く、受験を希望する人もアロマ関連の仕事をする人だけでなく、環境分野や化学・医療分野で勤務をする人など広い業界から受験されています。
受験をするために特に経験や資格は必要ありませんが、18歳以上のものでなければいけないことになっています。

「臭気判定士」の試験で問われる内容としては、まず人が感じる臭気とはなにかという概論から、悪臭防止行政の施策について、また悪臭の測定方法について、さらにそれらの分析や統計の仕方までがおよびます。
また試験では実技試験として実際に何らかの香りをかいで、その内容について回答をしていくという項目もあります。
試験は総合で70%以上の正解がなければならないこととなっており、それなりにきちんと学習をしておかなければ合格することは難しいでしょう。
試験は例年11月上旬に筆記試験が、嗅覚検査はそれぞれの地域で独自の日程で行われることとなっています。

「臭気判定士」に合格することで、特定悪臭物質とされる22種の物質を取り除いたあとでもなお感じる臭いがないかということをチェックする仕事をすることができます。
人の嗅覚は微妙なものなので、例え成分物質のみを取り除いたからといって完全に香りがなくなるというわけではありません。
悪臭が発生する地域において、きちんと問題となる状況が改善されているかということを実際にチェックをするための専門的な仕事をする人材であるということができるでしょう。